「逃亡者」感想
(ネタバレを大いに含みますので、ご注意ください。)


 みました。やっとみました。それも2回。
 1回目であらすじを頭に入れ、2回目はじっくりと。すぐにもう一度みたくなりましたが、徹夜になるので、明日(というか今日?)の夜まで我慢我慢。

 今回、木島刑事と逃げ回る道すじは、遼少年にとって自分を成長させる旅となりました。まさにロードムービーです。あの秋SPにもロードムービーの構想もあったことを思い出すと、考え深いものがあります。

 TTRの矢野さんの意外な登場のさせ方といい、台車を押す上戸さんといい(えー、それだけ?!)、「そうきましたか?」とうなった梅宮辰夫氏演じる山城さんの存在といい、裏と表の行動論理がうまくかみ合った稲垣管理官の存在といい、相変わらずキャラクターを惜しげもなく投入してきます。
 「踊る」というドラマシリーズは、自らを定位置に置かず、常に変化させていこうとする試みを続けてきたと思うのですが(正直ほめすぎ)、今回は、稲垣管理官と山城さんの存在がある意味そうであったかと。どちらも刑事・警察ドラマにはよく見掛けられる設定でありましたが、「踊る」ではある意味避けられてきたキャラクターや設定のように思います。それを「踊る」流に料理するとこうなるのか、なるほどと思いました。さあ、次は(というか、次はあるのか?)さらにどう展開させる?楽しみに待たせていただきましょう。

 段田安則さんは好きな役者さんなので、今回の役回りはちょっぴり残念に思えます。稲垣管理官には、あくまで、木島刑事に最後まで振り回される生真面目な警察官でいて欲しかったのですが。
 それにしても、裏金の管理と機密情報の漏洩と、激務である捜査一課管理官に、2つの犯罪はやや荷が重過ぎる気がします。倉橋君がNシステムの情報漏洩を稲垣管理官に伝えた時、全く動揺していません。あの落ち着きぶりは、彼が関わっていないからではないかとも思えます。彼が最後に匂わす「上からの指示」という言葉も、単なる責任逃れには聞こえないし、刑事部長と監察官?(升毅さん演じる坂村氏の今回の役職はどっち?やってることは監察官っぽいが)の会話もそう考えると、イヤに意味深であります。

 いろいろと考えることが増えたし、新たな楽しみをありがとうございますというところです。
 相変わらず頭がごちゃごちゃで、まとまってはおりませんが、今日はひとまずここまでにしておきましょう。
 浅尾さん、そして、倉橋くん。あなた達のことは必ず書きますよ。
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COMMENT

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● お返事>榊 真央さん
みや | URL | 2005/12/24(土) 22:38 [EDIT]
答えは案外簡単で、視聴者がそれを「踊る」と感じれば「踊る」となるのではないかと思います。どうでしょうか?
● 『踊る』として成立する要因とは…
榊 真央 | URL | 2005/12/23(金) 21:57 [EDIT]
私もゆっくり感想を書きたいです。
>回は、稲垣管理官と山城さんの存在がある意味そうであったかと。どちらも刑事・警察ドラマにはよく見掛けられる設定でありましたが、「踊る」ではある意味避けられてきたキャラクターや設定のように思います。

激しく同意です。
キャラもさることながら、これまで踊るが避けて来たものをかなり意識的に描いているように思います。「キジやん」という呼び方であるとか、「仕事帰りの一杯」的な小料理屋の設定であるとか。
なのに、これを私は『踊る』だと評価しています。
私にとって『踊る』的であるとはどういうことなのか、ここのところ考えています。

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